土づくりへのこだわり

自然と共生する「生きた土づくり」

兵四郎ファームの米づくりは、たくさんの微生物が働ける「生きた土」を作ることから始まります。完熟堆肥をつくるために欠かせないのが、「魚介からとった菌を培養した「豊穣菌」と、独自に開発した「ミネラル液」です。マグネシウムやリンなど18種類の成分を含む海水に近い「ミネラル液」を活用することで土の中には微生物や菌が増え、有機肥料を細かく分解してくれます。すると土はふかふかで栄養豊かになり“呼吸する土”へと生き返っていきます。

除草剤も使わない田んぼにはカブトエビやヤゴなどの生き物が現れはじめます。苗の間を動き回り、田んぼの水を濁すことで日光をさえぎり雑草やひえなどが生えることを防いでくれます。
 戦前の田んぼには様々な生き物がたくさん住んでいたと言います。私たちはその原風景を取り戻すためにも農薬・化学肥料は使用せず、自然の力を活かす農法を実践しています。
 米づくりは共生。そして土づくりであり、水づくりであり、豊かな生態系をつくるもの。土は微生物と共生することで生きた土になり、水も生物も人も元気になります。

米づくりへのこだわり

生命力と旨みが詰まったお米

おいしく安全である米づくりでもっとも重要な要素は“種子の選別”の仕方。兵四郎ファームで作るお米は選別の時から、農薬を使っていません。種もみをミネラル液と豊穣菌に浸して、病原菌等の発生を抑え、元気のよい種もみだけを選別しています。種子の段階で農薬を吸い込んだものは、発育してもその身に農薬を抱えてしまいます。数週間後、10センチメートルほどに成長した苗を栄養豊富なふかふかの土に植えています。

化学肥料で栽培した苗は、根を深く張らずとも、スムーズに栄養分を吸い上げることができます。しかし、根が細くなりやすく、天災や害虫、病原菌などの影響を受けやすくなってしまうのです。
 ですが、有機肥料で栽培した苗は違います。根の穴から吸い上げることのできる小さな栄養分を、苗自ら探し求めて、地中に深く張り巡らせていきます。ゆっくりじっくりと栄養を吸い上げていくことで、生命力を宿し青々とたくましく成長します。
 こうして実るお米の一粒一粒には、自然のエネルギーと旨みがギュッと蓄えられるのです。